『呪術廻戦』両面宿儺が仲間(味方)になる?なぜ宿儺が味方になるのか?
両面宿儺はなぜ腕が4本・目が4つの異形の身体なのか?
宿儺が今後仲間になるかもしれない理由のひとつとして、日本書紀の伝承でも良い宿儺と悪い宿儺の二つの伝承となぜ宿儺が異形な身体で生まれてきたのか?という謎から宿儺が味方になるという考察ができます。
宿儺は目が4つ、腕が4本の化物として恐れられていますが、なぜ宿儺の身体が異形なのかは明かされていません。
さらに、宿儺は純粋な強さこそ序列をつける基準という思想をなぜ持っているのかも不明です。
日本書紀では英雄として崇拝されていたという記載もありますが、最終的には悪事によって討伐されています。
しかし、異形として宿儺が生まれた理由として3つの理由が考えられます。
・天与呪縛や医学の世界でまれに起こる2つの受精卵が融合して腕が4本のこどもとして生まれた説。
・もともと双子だったがなんらかの理由で融合してしまった説
・実は羂索の研究によって奇形の身体で生まれた説
医学的な要素や天与呪縛で異形な説
宿儺は医学的にまれな2つの受精卵の融合か、天与呪縛によって異形な身体を持っているのではないかと考えられます。
その結果、他者からは不気味に思われて親でさえも自分のことを大切にしなかったかもしれません。
異形な姿から誰にも愛されず、力で他者を屈服させたときのみ裏梅のよう宿儺についてくる人物が大勢いたのかもしれません。
身体が異形というだけで宿儺に居場所はなく、力で居場所を作るしかなかったと考えれば『強さで決まらない序列は退屈だ』という発言にも納得できます。
ホントは双子だったが融合してしまった説
ホントは禪院家のマキとマイのように双子だったのではないかという説です。
宿儺が双子だった場合、片方の宿儺は善のこころが強く、もう片方宿儺は悪のこころが強かったですが、なにかしらの理由で融合することになってしまったと考えられます。
融合してしまった結果、悪の意識が強い宿儺が前意識となり、善のこころを持つ宿儺は意識の底に沈んでしまったということになります。
だからこそ、五条vs宿儺の対戦前に宿儺が行った浴(よく)が、伏黒の意識を沈めるために効果的なのだと昔の経験から知っていたのかもしれません。
つまり、善のこころを持つ宿儺がまだ少しでも残っているのならば、目覚めて虎杖たちに協力してくれるということですね。
羂索の研究の被害者だった説
羂索と宿儺の生まれた時代があやふやなため可能性が低いですが、羂索によって宿儺が異形の姿で生まれていた場合は宿儺が許すとは思えません。
五条先生いわくなんらかの縛りによって宿儺と羂索は強力関係にありますが、宿儺も実験物として扱う羂索と宿儺が衝突する結果高専側につくことが考えられます。
宿儺はアニメ13話で七海が述べたように「天上天下唯我独尊」の思想を持っています。
「天上天下唯我独尊」とは?
己が快感か不快かが生きる指針のこと
たいていのことはどうでもいい、宿儺ですが自分のことを利用する者は虎杖のように不快だと判断します。
羂索と虎杖を天秤にかけた結果虎杖につく⇒そのまま宿儺が虎杖に気を許すという展開がくるかもしれません。
作者の芥見下々先生はジャンプの作品をかなり読んでいる
芥見先生はハンターハンター、ブリーチ、幽遊白書、ナルトetc…
いろんな漫画をパクっているのではないか?と炎上するほど、オマージュが多いです。
その中でも、主人公が最強の敵と共存しているという設定である『NARUTO』と『呪術廻戦』は主人公の設定がとても良く似ています。
『呪術廻戦』の虎杖は『NARUTO』がモチーフ!?
呪術廻戦は『NARUTO』のキャラクターを参考にしているのではないか?と考えられる設定がいくつかあります。
特に、五条、夏油と虎杖、伏黒は⇒ナルト、サスケ、と連動していると考えると?
ナルト | 五条 | 虎杖 |
親友が闇落ち | 親友が闇落ち | 同期(伏黒)のこころが折れる |
サスケが大蛇丸に身体を乗っ取られそうになる | 夏油が羂索に身体を乗っ取られる | 伏黒が宿儺に身体を乗っ取られる |
身体に九尾(最強)を飼っている | 自らが現代最強で六眼持ち | 身体に歴代最強の宿儺を取り込んでいる |
サスケ | 夏油 | 伏黒 |
兄のイタチが大好き | 五条と兄弟同然の仲 | 兄弟同然の津美紀想い |
闇落ちしてナルトの敵になる | 闇落ちして五条の敵になる | こころが折れて宿儺によって虎杖たちの敵になる |
写輪眼持ちの特別な一族 | 特級呪術師で最強格 | 昔、五条家の先祖を殺した術式持ち |
こうしてみるとかなり、ナルトと関連性が深いです。
特にナルトでは主人公が身体に九尾という爆弾を抱えており、他社から忌み嫌われるという設定は呪術廻戦の虎杖とかなり似ています。
虎杖も身体に宿儺という爆弾を抱えており、上層部からは乙骨と同様に秘匿死刑されそうになるほど忌み嫌われて危険視されている。
『呪術廻戦』宿儺が今後仲間(味方)になる流れは?
呪術廻戦の作者の設定によると宿儺は約1000年も自身の生得領域で何をすることもなくボケーッと暇つぶしをしたらしいです。
まさに、ナルトの世界で何百年も封印されて暇をつぶしてきた九尾(クラマ)と同じであり、主人公の身体に受肉、封印されるという流れはかなり似ていると言えます。
つまり、ナルトの九尾(クラマ)を深堀すると、宿儺がどうやって高専側(虎杖)の味方になるのかが予想できることになります。
九尾(ナルト) | 両面宿儺(虎杖) |
何百年もいろんな人柱力に封印されてきて檻で暇つぶし | 呪物になってからも自分の生得領域で1000年も暇つぶし |
九尾によってナルトの父親は死亡 | 宿儺によって恩師の五条が死亡 |
ナルトの中に九尾が封印される | 虎杖が宿儺を指を食べて受肉する |
誰もかまってくれないので寂しい、人と関わりたい | 自分が死んだときに寂しくないよう、多くの人に看取ってほしい |
人柱力になったことでチャクラ量が異常 | 虎杖は宿儺の器になるよう作られたため身体能力が異常 |
たまに制御不能になり暴走 | 少年院や渋谷事変で制御不能になり暴走 |
九尾を完全にコントロールする術を身に着ける | 今後の展開次第 |
九尾が歩み寄ってナルトに力を貸す | 今後の展開次第 |
九尾はナルトを完全に信頼して相棒となる | 今後の展開次第 |
ナルトの中で外の状況を把握していた | 虎杖の中から外の状況を把握している |
ナルトと協力して真のラスボスを倒す | 宿儺と協力して真のラスボスを倒す!? |
ナルトと呪術廻戦の似ているところがかなりありますね。
特に作者によって明らかになった虎杖が五条先生と映画で呪力コントロールを学ぶという、授業がありましたが、宿儺は虎杖の中から映画を観ていたとのこと。
やることはエグイ宿儺ですが、虎杖と一緒に実は映画鑑賞をしていたというのはナルトと仲の良い九尾のような可愛いさを感じられますね!
『NARUTO』から今後の展開を予想すると、呪術廻戦では虎杖が宿儺を完全にコントロールする術を身に着ける⇒宿儺が虎杖に歩み寄る⇒宿儺が虎杖を信用する、という流れが自然だと考えられます。
『呪術廻戦』両面宿儺が仲間(味方)になる?なぜ宿儺が味方になるのかまとめ
いかがでしたでしょうか?
両面宿儺が虎杖たちと協力するようになるのではないかという考察と予想でした。
呪術廻戦は作者が2023年までに物語の連載を畳んでいけたらと発言いるため、宿儺が急に味方になる展開はかなり急ですが、共闘するようなことになったら激熱ですね。
コメント