『呪術廻戦』虎杖悠仁はなぜ羂索に作られた?虎杖を作った目的は?ネタバレ注意
虎杖悠仁はどうして羂索に生み出されたの?
異常な身体能力を持つ虎杖悠仁はもしかして呪霊と人間のハーフ!?
『呪術廻戦』虎杖悠仁の正体は?虎杖は人間じゃない?
虎杖は異常な身体能力を持っていて、受肉した呪霊からは弟と呼ばれているため、もしかしたら人間じゃないのでは?と誰もが思うかもしれません。
人間ではないかと思われる虎杖の正体はしっかり人間で、異常なまでの身体能力は生みの親である羂索(ニセ夏油)に細工をされて誕生したためです。
その証拠に、虎杖は生まれ持って刻まれるはずの術式を持ってもらず、第1話で窮地に立たされるまで呪霊すらも見えない状態でした。
具体的にどのような細工をされて生まれたのかは作中ではまだ明かされていません。
確かなのは虎杖は何かしらの縛りや呪術で常人よりも強化された人間ということです。
(2023年9月ジャンプ連載現在)
虎杖は呪胎九相図(脹相)となぜ兄弟と言われている?
虎杖は人間ですが、なぜか呪霊の脹相から弟と呼ばれています。
渋谷事変での虎杖vs脹相で虎杖にとどめを刺そうとした脹相が弟の危機を感じたことで、脹相は虎杖を自分の弟だと認識しました。
なぜ、脹相と虎杖が兄弟かというと、生みの親が同じ羂索(ニセ夏油)だからです。
脹相は自分の弟のピンチを感知することができるので、脹相は自分と戦っている虎杖から弟の気配を感じて判明しました。
おそらく血はつながっていないですが、同じ親に生み出されたということで兄弟という認識になったのだと思います。
『呪術廻戦』虎杖悠仁はなぜ宿儺の器になれた?
虎杖は宿儺の器になるように、羂索に作られたためです。
虎杖の母親の身体を乗っ取って、虎杖悠仁を生み出しました。
ふつうの人間なら、宿儺の指を飲み込んだ時点で耐えきれず絶命しますが、虎杖は宿儺の器になれるように羂索によってなんらかの呪力か縛りで強化されて生まれてきました。
その結果、宿儺の器というよりは宿儺を制御することのできる檻となることができて、弱っているときではない限り宿儺を自分の身体の中にとどめることができます。
『呪術廻戦』虎杖悠仁はなぜ羂索に作られたのか?
まず羂索には以下の目的があります。
羂索の目的によってなぜ虎杖が生み出されてのかを考察することができます。
単純な呪力の探求(好奇心)
呪胎九相図のように羂索はただの好奇心で呪力の探求を行っています。
まさにマッドサイエンティストのようで、非道徳的な実験を何度も行っており、虎杖悠仁を生み出したのも探求によるものだと考えられます。
呪力の最適化
呪力の最適化といっても良いことに使用するわけではありません。
マッドサイエンティスト的な発想で、呪力で世界を自分の思うがままにコントロールするのが主な目的です。
羂索は死滅回遊という地ならし+天元様の取り込み+無為転変+呪霊操術の4つの要素により全世界の人間を天元様と同化させて、好きなように世界の人間を操作しようとしています。
まさに呪術界のマッドサイエンティストですね。
・死滅回遊(しめつかいゆう)とは?
呪力のない人間を天元様と同化させる準備のようなもの
・天元様とは?
不死の術式を持った高専の結界を張っている長寿の人、しかし、アニメシーズン2では同化対象の天内リコが伏黒パパに殺害されて老化をリセットできず極限まで老いることに。
不死ですが、老化によって呪霊とほぼ同じような対象になってしまったため夏油の呪霊操術の対象となる。
・無為転変(むいてんぺん)とは?
呪霊組の真人の術式。
魂の形を好きなように変化させることができるため、触った人間を化物にしたり呪力を持たせたりと好き放題できる邪悪な術式。
・呪霊操術とは?
夏油が持っていた呪霊を取り込んで、操ることができる術式。
天元様を操るために夏油の身体を乗っ取った。
虎杖悠仁の今後
虎杖を作った理由をほのめかしているセリフに「彼は五条悟の封印に失敗したときの保険」といっているので、宿儺を使って五条先生を倒すのが主な目的と考えられます。
五条悟を倒すという目的は完遂したので、いまは用無しなのかもしれません。
また、「私が創るべきは、私の手から離れた混沌」と発言しています。
抽象的ですが、宿儺の器になれるほどの強化された肉体にすることでどんな成長をとげるのか?
五条先生の発言から虎杖には宿儺の術式がそのうち刻まれるので、普通の人間にも後付けで術式を付与する実験をしたかったのではないか?と思います。
虎杖の身体を自分用に用意した可能性もありますが、「私が創るべきは、私の手から離れた混沌」というセリフがあるため羂索が自分の身体用に虎杖を作った可能性は低いです。
『呪術廻戦』虎杖悠仁はなぜ羂索に作られた?虎杖を作った目的まとめ
いかがでしたでしょうか?
虎杖悠仁が羂索に作られた主な理由、目的は単純な呪力の実験にすぎず、興味本位で作った、計画のために六眼持ちの五条悟を倒すために作ったと考えられます。
(羂索は五条先生と同じく六眼持ちの術師には勝ったことがない)
羂索は「虎杖は五条悟の封印に失敗したときの代わり」という発言から、自分の計画の邪魔になる存在の排除が虎杖を作った動機として一番可能性が高いです。
虎杖にとっては災難ですが、今後さらに虎杖が作られた理由についてなど深堀されるかもしれません。
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