【ゼルダの伝説】ガノンドロフの目的は?どうして倒しても死なないし復活するの?
あらゆる作品でガノンドロフは本体が封印されているのにもかかわらずガノンという憎悪と怨念の化身として復活しています。
どうして何度も復活するのか?
目的はなんなのか?
などガノンドロフについて紹介していきます。
ガノンドロフの正体とは?
リンクはゼルダはどの作品の人物も基本的には別人であり、勇者の魂を持つ者の転生者と女神の転生者と言われています。
しかし、ガノンドロフ(ガノン)はどの作品でも同一人物です。
ガノンドロフはゲルド族で100年に一度だけ生まれる男性として生まれていきます。
ガノンドロフの正体はスカイウォードソードにて倒された終焉の者による呪いの転生者であり、勇者の魂を持つ者と女神の転生者が何度も戦い繰り返すという輪廻を描いています。
終焉の者による呪いによってゲルド族で100に一度生まれるガノンドロフと呼ばれる男性は野望を抱き勇者と戦う運命になります。
ガノンドロフはなぜ封印しかできないのか?
結論から言うと、ガノンドロフが強すぎるためです。
ガノンドロフと戦いがしっかりと描かれているティアーオブザキングダムでは、ラウルを含めた7人の賢者を1人で圧倒しています。
・圧倒的なパワー
・とてつもない速さ
・いかなる攻撃も効かない頑丈さ
・底なしの野心と狡猾さ
ガノンドロフは基本ステータスがかなり高くいかなる攻撃も効かないので、倒すことを断念して封印されるケースが多いのです。
また、ゼルダの伝説で定番のトライフォースやティアキンで初登場した秘石などの強化アイテムを使用していることが多く太刀打ちできない無尽蔵の強さが表現されています。
そのかわり、マスターソードは退魔の力を宿しておりガノンドロフにダメージを与えることができます。
ティアーオブザキングダム、風のタクト、トワイライトプリンセスのラストでは描写的に封印ではなくマスターソードのダメージにより直接ガノンドロフを本体を倒しています。
ガノンドロフとガノンの違いは?
ガノンドロフが何度も復活する理由にはガノンドロフとガノンの違いを知る必要があります。
ガノンドロフとガノンの違いはシンプルで、実体がある人型でゲルド族の男性がガノンドロフ。
実体がないガノンドロフの怨念や憎悪の塊がガノンです。ガノンは作品によって形態がさまざまでブレワイで厄災と呼ばれていたガノンは巨大なクモとガーディアンを融合したような形態をしています。
最も認知度が高いポピュラーな形態がイノシシやブタのような獣の形態で、ほぼ理性がなく憎悪のままにリンクへ襲いかかってきます。
つまり、ガノンドロフがあらゆる作品を通して何度も復活するのはガノンドロフの憎悪と怨念が漏れ出し暴れだしているということです。
封印されているのにもかかわらず、怨念が漏れ出してしまっているということですね。
ガノンドロフは結局何がしたかったのか?目的は何?
ゲルド族の男性として生まれるガノンドロフはゲルドの習わしによって王として育てられます。
王として育てられてもてはやされたガノンドロフはいつしか、野心を持つようになりゲルドだけでなくハイラルの王になろうとします。
ハイラルも侵略しようとするガノンドロフは、トライフォースや秘石などの強力な秘宝に目をつけるようになり野心がさらに増幅します。
狡猾なガノンドロフは、あらゆる手を使ってトライフォースや秘石を自分のものにしてハイラル全土を侵略します。
ここまで来ると自分勝手な悪しき者という印象ですが、野心だけでハイラルを滅ぼそうとするはずはないので憶測にすぎませんが終焉の者による呪いも含めて別の目的や動機もあると思います。
砂漠という過酷な環境で育った
砂漠は現実世界でもゲーム世界でもやはり過酷な環境です。
昼間は装備や薬で対策しなければ灼熱の暑さで体力がなくなってしまいます。
夜はというと反対に極寒で対策しなければ冷気で体力が奪われてしまいます。
つまり、ゲルドという砂漠地帯は24時間住むだけで命の危険がある危険な地域だということです。
水や食料の調達も困難であり、その日生きるのに精いっぱいです。
しかし、ハイラル城付近の町や集落はどうでしょう?
川や山があり、水や食料も豊富です。
生活するのにとても良い環境で、ゲルドの砂漠と真逆です。
ゲルド族の王であるガノンドロフがこれをうらやましい、妬ましいと思わないわけがありません。
実際に風のタクトではガノンドロフは
「ワシの国では風が死を運んできた、ハイラルの大地に吹く風は死とは別のものを運んでくる。」
「ワシはこの風が欲しかったのかもしれぬ」
と述べています。
きっと最初はハイラルに対する小さな嫉妬だったのかもしれませんね。
過酷な環境のため大切な人を失った
砂漠地帯は昼は灼熱、夜は極寒とかなり過酷な環境です。
ガノンドロフは過酷なゲルドの町で育ったので、周りの人たちもきっと快適にすごしていたとはいえないでしょう。
砂漠で遭難すれば町へ戻るのは困難ですし、食べ物もハイラルのようにキノコや山菜、ケモノの肉などかんたんには手に入らないと思います。
そうなると、水不足や食料不足または砂漠での遭難者が犠牲になってしまうはずです。
ガノンドロフはゲルドの一族をまとめる長だったので、初代ハイラル国王ラウルのように王妃(ソニア)がいても不思議ではありません。
しかし、過酷な環境のため王妃を失った。
そうすれば誰であっても失意や憎しみの感情にむしばまれます。
ラウルですら、ソニアをガノンドロフに傷つけれたため一瞬ですが我を失っていました。
過酷な環境で大切な人を失い、どうしようもない。
しかし、ハイラル王国が自分のものだったらこんなことにはならなかったという憎しみの矛先がハイラル王国だったのかもしれません。
権力の暴走
ゲルドの砂漠という過酷な環境でありながらも王として、民を導かなければならないという責任感がガノンドロフにもあったと思います。
さらにゲルドの町ではガノンドロフが一番強いのでなおさらですね。
秘石は持つ者の力を倍加させる秘宝ですが、ガノンドロフは秘石の力を使って魔王として覚醒しました。
つまり、元の力が初代ハイラル国王ラウル以上ということになります。
もともと強い野心が強いガノンドロフが、秘石やトライフォースなどの秘宝によって敵国ハイラルの長よりも強くなれる知れば手に入れてハイラルを侵略しようと考えることでしょう。
ハイラルの中心部はゲルドの砂漠にくらべて圧倒的に豊で恵まれています。
自分が王であり強くなって豊な国を亡ぼすことができるのなら、躊躇なく侵略という道を選ぶと思います。
自分が最強であるならばハイラル王国を丸ごと自分のものにしてゲルドの民を豊かにできるということですね。
【ゼルダの伝説】ガノンドロフの目的は?どうして倒しても死なないし復活するのか?まとめ
いかがでしたでしょうか?
ガノンドロフは強すぎる上にほとんどの作品で封印にとどまってしまうのと、封印しても憎悪や怨念が漏れ出してガノンという魔獣や厄災など時代によってさまざまな形で復活してきました。
封印しているのに動きだすという時点でどれだけ強いのかがわかりますね。
紹介したガノンドロフの動機や目的については憶測にすぎませんが、スカイウォードソードより終焉の者による輪廻の呪いがガノンドロフがハイラル王国(リンクとゼルダ)と戦う理由になります。
時系列によってリンクやゼルダはほとんど別人な場合が多いですが、ガノンドロフだけは同一人物です。
いつか終焉の者による呪い以外にもガノンドロフの詳しい過去について語られる作品が出てきたらおもしろそうですね。
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