心が不調な時の治し方
今回は不調からうまく抜け出す方法をご紹介します。
スポーツ、仕事、勉強。いつでも均等に能力を発揮することができればいいですが、簡単な作業でもない限り調子にムラがありますよね。
「今日はなんか調子が悪くてうまくいかないな」とか「この前はうまくいったのに」なんてことがあると思います。
そんな時にいち早く不調から脱出していつものペースを取り戻しましょう。
不調の原因は?
- 悩み事がある(解決困難)。
- マンネリ化(いつもと環境は同じだが自分の心は飽きている)。
- 物理的な体調の悪さから。
もっとたくさんあると思いますが、大体は心理的なものが多いと思います。
なかでもスポーツや仕事ではマンネリ化が一番の敵ですね、楽しいはずのスポーツがなんとなく続くと作業になってしまったり、クリエイティブな発想が求められる仕事なのにマンネリ化でワンパターンになってしまったり…etc。
不調の原因は何か考えてみる
先ほどいくつか例を挙げた通り不調の原因は様々ですが、もし心因的なものだった場合は、なぜそうなってしまったのか考えてみましょう。
不調の原因がわかったらプラスに考えてみる
マンネリ化してうまくいかない、失敗が重なって全力が出せないそんなときは現状をリフレーミングして、おかれている状況を見つめなおしてみましょう。
リフレーミングとは?
一見悪く見えるものに対して角度を変えてみることでプラスの面を見出す。
柔軟に視点を変えることができれば一瞬で悪状況から抜け出すことができますちなみにリフレーミングは「内容のリフレーミング」と「状況のリフレーミング」の2種類があります。
内容のリフレーミング
スランプな状況など、今の状況をプラスの意味に捉えなおすこと。
例 最近何をやってもうまくいかない= 今は何かをつかむための準備期間(不調がなければ好調もない)。
一時的におかれた状況やトラブルに対して緊急に視点を変えるのが内容のリフレーミングです。
状況のリフレーミング
内容のリフレーミングが一時的なものに対して、状況のリフレーミングは性格などよくないと思っている一面にプラスの面を見出すことです。
例 優柔不断=物事を慎重に考えられる。
つまり、リフレーミングによってうまくいってない状況をプラスにひっくり返すことができるんです。
みなさん今うまくいってない、もしくは自分の性格がダメだなーと感じたらリフレーミングでちょっと視点を変えてみましょう。
見方は変えられる!
状況のリフレーミングサンプル。
例1 私は短気な性格でよくけんかをする、考えず決断してしまう=物事を即決できる判断が早い。
例2 私は調子にのっていてうるさいやつがいる=場を盛り上げることができる。
例3 私は泣き虫ですぐに泣いてしまう=感受性豊かで優しい。
内容のリフレ―ミングサンプル
例1 最近マンネリ化してモチベーションがあがらない=行動が安定してきた証拠で極め続ければ成長できる。
例2 最近色々なことがありすぎて疲れている=色々なことを経験して人格が磨かれている。
例3 最近太ってきてしまった=貫禄が出てきて信頼されるようになる、健康を考えるきっかけ。
ただのポジティブシンキングではない
リフレーミングでよく勘違いされがちなのが、ただポジティブに考えればいいという点です。
ポジティブシンキングは物事を前向きに考えることに対して、リフレーミングは視点そのものを変えて新しい価値を見出すものなのでポジティブシンキングではないんです。
リフレーミングとはマンネリ化→慣れてきた証拠なので、次は壁を超えるために実力を磨こう。
ポジティブシンキングマンネリ化→今まででなんとかなったし今後もなんとかなる。
すぐにお分かりの通りポジティブシンキングが根拠がないのに対して、リフレーミングは客観的に今置かれている状況を分析してプラスの視点から考えているんです。
そのため物事に対して適切な処置をしやすいんです。
しかし、一つだけ欠点も…。
価値のある視点を見失えばポジティブシンキングより弱い
リフレーミングは視点を変えることによって不調やマイナスな気分から脱出するテクニックなので、プラスに捉えらる視点を失ったときに機能しなくなってしまいます。
その時はポジティブに物事を考えたほうが受けるストレスが低減されます。
なので素がポジティブシンキングの人はストレス耐性がものすごい強いです。
心が不調な時の治し方まとめ
何か行き詰ったことがあったらそのことに対するプラスの面に目を向けて下さい。
スポーツの練習中は走り込みがあったり筋トレがあったりつらいことばかりですが、それを乗り越えたら素晴らしい実力が身につくんです。
会社勤めの方で仕事を今やめたいと思う方も頑張って続けていれば、そのうち上司に恵まれて部下にも慕われ良き社会人となれます。
ただブラック企業の場合はリフレーミングやポジティブシンキングではどうしようもないこともあるので、その時はちゃんと周りと自分に相談して下さい。
コメント