劣等感乗り越えて自己肯定感を上げる方法
今回は勇気の心理学のパート2をご紹介したいと思います!
ちなみに今回紹介する項目は「劣等感」についてです。
ちなみにアドラー心理学がなぜ勇気の心理学というと、実践するのにとても勇気がいるからです。「あの人変だね」と言われても勇気を出して実践できた時自分の思い通りに人生を歩むことができます。
「劣等感」とは?
以下引用。
これは主に人間の心(精神)に発生する感覚である。人間は成長の過程で自我を発達させるが、この段階で他人との競争意識が生まれ、その競争面での挫折の結果が劣後感とみなされる。劣後感はこれを抱く人を憂鬱(暗く沈んだ気持ち)にさせるが、同時に克服することで更なる展望を生む。多くの場合、児童や青少年は様々な劣後感を抱いている。しかしそれらは成長途上における苦しみであるといえる。
劣等感の元になる特徴など
劣等感を催させる個人の特徴(個性や身体的なもの)には、様々なものが挙げられる。場合によっては、それが複合的に作用して劣等感を生む劣等コンプレックスの要因となる場合もある。
ただし劣等感の中には、偏見によるいわれなき誹謗を真に受けて、思い悩んでいるケースも見られる。場合によっては、社会の中で有利に働くような特徴に対して嫉妬した周囲から中傷され、これに劣等感を抱くケースもあり、人それぞれである。
比較的多く見られる傾向としては、出自によるもの、健康問題、容姿関連や、知的能力・コミュニケーション能力関連、あるいは趣味・嗜好・性癖が社会的に受け入れられにくいなどの当人の指向性と社会的風潮の不一致といった要素が見られる。また、完全主義との関連も指摘されている。
出典 wikipedia リンク先 https://wpedia.goo.ne.jp/wiki/劣等感。
「勇気の心理学」の劣等感は?
実は程よい劣等感は成長にとても良いと言われています。
反対に劣等感コンプレックスというものがあり、劣等感と劣等感コンプレックスは名前が似ていますが全く違うものです。
「劣等感」と「劣等感コンプレックスの違い」
単刀直入に言うと劣等感は自分にとってプラスに働かせることができますが劣等感コンプレックスはマイナスの思考の塊のようなものです。
劣等感はそれ自体が努力するための糧になるので適度であれば、自分を磨くチャンスになります。例えばスポーツでいくら練習しても全くほかの人たちよりもうまくならず、どうしようもしてないとき「自分はダメだな」と劣等感を感じます。
ただその時に劣等感は「どうやったらほかの人よりもうまくなれるのだろうか」と考えて練習するための原動力となるんです。
しかし、劣等感コンプレックスは本来プラスに変換できる気持ちが捻じ曲がってしまった状態です。
劣等感は試行錯誤するエネルギーに変換できるのに対して、劣等感コンプレックスは自分の殻にこもってしまい、気力を失ってしまいます。
「コンプレックスからうまく抜け出す」
劣等感はプラスに働きますが、劣等感コンプレックスはなかなかやっかいです。
職場でこのようなことがあると引きこもりや精神疾患の原因になってしまうこともあります。
しかし、コンプレックスはちょっとした意識の持ちようで、楽にすることができます。
コンプレックスを抱くときは決まって「どうして自分はダメなんだ…」ということばかりを考えがちです。
それをたった一つの合言葉で気持ちが楽になります「どうやったらうまくいくのだろう?」これが劣等感コンプレックスを乗り越える魔法の言葉です。
なぜならできない理由を突き詰めて自分を戒めるより、「どうやったらできるか」と考えるほうがはるかに自分に優しいです。
「どうして自分はダメなんだ」と自分の弱さを認めた時点であなたはもう自分に罰を与えることができているので、今度は「どうやったら」を合言葉に行動してみてほしいです。
例。
「なぜ私は人から愛されないの?」=「どうやったらみんなが喜んでくれるんだろう」 。
「なんで自分は人より劣っているんだろう?」=「どうやったら自分の長所を生かせるのだろう」。
劣等感を乗り越える方法まとめ
人より劣っていたり、思うように成果が出なかった時「どうして自分はダメなんだろう?」と考える時点であなたはもう自分の弱さを克服できています。
それ以上自分を追い詰めても自分が痛いだけなので、そんな時は「どうやったら」を合言葉に使ってみてください。
コメント