「翔んで埼玉」映画の考察!埼玉ディスり映画がなぜヒットしたのか!? | Mental Holiday

「翔んで埼玉」映画の考察!埼玉ディスり映画がなぜヒットしたのか!?

映画

「翔んで埼玉」は日本アカデミー賞で10部門を優秀賞を勝ち取り、めちゃくちゃ有名な映画になりました!それを記念して早くも地上波が放送もされます。2020年2月8日。

さっそくどんな映画なのか見ていきましょう!

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「翔んで埼玉」映画の考察

 

ヒットの理由

「翔んで埼玉」は日本アカデミー賞で優秀賞を10部門で受賞するなど大ヒットの映画ですが、なぜこんなにも「翔んで埼玉」はヒットしたのでしょう?

 

ありそうで無い物語

「翔んで埼玉」はひたすら埼玉県のことをディスる映画ですが、ディスること自体がヒットの要因だと思います。

正確にはディスることがヒットした要因というよりいわゆるあるあるネタを連想されられるのです。誰もが一度は飲み会の席などで出身地の話などしたことがあるのではないでしょうか?

人間はみんな偏見を持っているので自分の思っていることと周りの価値観を照らし合わせるのが意外にも面白いのです。

たとえば水戸に住んでいる人は毎日納豆を食べているから納豆臭そうという偏見や大阪の人は一家に一台タコ焼き機を持っているんじゃないか?という偏見がリアルに表現されたりすると意外にも「やっぱりそうだよね!」と盛り上がります。

初対面の人と出身地の話をすると盛り上がるのもそのためですね。

 

ストーリーがリアルとリンク

本編では埼玉人は通行手形が無いと強制送還されてしまいます。現代ではそのようなことはあり得ませんが、現代と通じるものがあるとするならば埼玉県のディスりです。

埼玉県には何もない、観光スポットが無い、お出かけスポットもない、海が無いという何もなくて平凡な県というものは「翔んで埼玉」と現実の埼玉県で通じるところがあります。

実際には埼玉県はほどほどになんでもそろっているため住みやすいのですが、埼玉県民のほとんどが遊びに出かけるときは東京まででてしまうのではないでしょうか?

また、サーファーが多いというのも「翔んで埼玉」でいう海を求めてトンネルを掘るという海への強いあこがれを感じます。

 

したたかなBL

「翔んで埼玉」の映画では主人公役をガクトと二階堂ふみが演じているためあまり違和感がないのですが、よく考えると思いっきりBL作品でもあります。

本編は埼玉県をディスったギャグマンガのはずですが、こういう乙女心がくすぐられるBL要素もヒットの理由なのではないかと思われます。

単純に麗と百実のラブストーリーでもあるわけですね。

 

 

知っている地名が良く出る

東京や埼玉は比較的に人口の多い都道府県のため、舞台となった東京と埼玉県はとても親しみやすかったのではないかと思います。

「翔んで埼玉」はフィクションですが物語では現実と同じ地名が何度も出てきます。

東京はもちろん埼玉県の各地の地名が出てきたので観ていた人々はとても愛着のようなものを感じたのではないでしょうか?

 

「翔んで埼玉」の考察まとめ

いかがでしたでしょうか?

よく考えてみると「ラブストーリー」「郷土あるあるネタ」ギャグマンガ要素」「がちな埼玉解放物語など色々な要素があったからこそ誰しも楽しむことが出来る映画になったのではないかと思います。

また、この映画は埼玉付近に住んだことがある人ほどよく共感できると思うので、興味がわいた人は埼玉へ遊びに行ってみてはいかがでしょうか!?

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